ナビア外伝(26)
ペルシャ出身のShookaとAtousa、拉致されたShookaの両親を探してサマルカンドに向かい、天毒門のアジトで天毒団主を倒し、化け物のような毒手鬼魔と悪戦苦闘の末やっつけ、無事に両親を救出することに成功した。
しかし、Shookaたちの絃音族に伝わる武術書と武器製造書が持ち去られてしまった。天毒門の一味はそれらを使って中国の東にある黄金の国を滅ぼそうとしているという。
二人は天毒門一味から武術書と武器製造書を奪い返すため、はるばるシルクロードを旅して長安に入った。ところが、長安でAtousaが拉致されてしまい、Shookaは一人で長沙まで来るように指示された。
Shookaは天龍城で天毒門の使いの者と面会した。Atousaの命が惜しければ天毒門に絃音族の知識をもって協力しろと脅迫されたのだった。
Shookaは協力している振りをして時間を稼いだ。そうしていると華胤から連絡があり、Atousaの囚われている場所が分かった。Shookaは早速岳陽にある萬洋鉱山に向かった。
★
「華胤さん、お待たせしました」
「うまく抜けて来れたね」
「うん、大丈夫、もう逃げ出すなんて思われてないみたい」
萬洋鉱山入口
萬洋鉱山内部
「あ!私は閉所恐怖症なんだ。Shookaさん、ごめん」;;
「ありゃぁ、逃げちゃった。情けない人」w
萬洋鉱山内部
Shookaが通路を進むと、変な声を出す化け物に出会った。
「ナビア~」
「なにこの人?怪物じゃん」
「私はウズマ」
「ウズマっていうのか。どいて!」
ウズマとの戦い
ウズマ撃退!
「Atousa、こんなところに閉じ込められていたの」
「Shooka、ありがとう。手紙に本当のこと書けないでしょ」
「さあ、急いで逃げましょ」
(つづく)
by AUelderman | 2010-08-26 01:08 | ナビア外伝