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爪武器の再検討

 私は敏捷系の武器が好きなので、その代表でもある爪武器も大変気に入っています。ところが、これまでその弱さばかりが気になってしまい、なかなかその長所を完全に理解することができませんでした。

 今回はふと思いついたことがあったので爪武器の再検討をしてみました。

1.変身書
 本題の前に、敏捷系の武器と変身書との関係について触れておきたいと思います。攻撃の速い敏捷系の武器には変身書は不要ではないかと思われるかも知れませんが、攻撃の速い武器は一層速い攻撃ができるのでむしろ相性がいいと言えると思います。

 ですから、変身書を使って爪武器を再検討してみようという気になったのです。敏捷系の武器の中でも爪は最高速で武功を繰り出すことができますから、変身書との相乗効果を期待した訳です。

2.比較対照
 限定爪の比較対照は万年棒としました。棒も敏捷系の武器でその攻撃速度はかなり速いものです。
爪武器の再検討_c0164916_1215091.jpg

 まず、両者の武功攻撃力の違いをみてみましょう。棒と爪では800もの差がみられます。この数値をみると爪がいかにも弱いという印象を持ってしまいますね。

限定爪の場合
爪武器の再検討_c0164916_119031.jpg

万年棒の場合
爪武器の再検討_c0164916_119113.jpg

3.狩の観察
 実際の狩で二つの武器の違いを観察してみました。狩場は火龍宮で雪男を相手にしてみました。この二つの武器の範囲武功は5種類あります。だいたい一巡させることで雪男を倒すことができます。それは爪でも棒でも同じようなものです。武功攻撃力で800も違うのに同じようなもの?・・・ ちょっと不思議な感じです。

 しかし、一巡では倒しきれないときがあり、その原因をよくみてみると、爪の場合は敵は接近する前に武功を繰り出してしまい、ダメージを与えられないことがあることに気が付きました。

 棒の場合はどうかというと、棒も攻撃が速いので爪と同じことは起きますが、倒しきれない理由がもう一つあるようです。つまり、与えるダメージが小さい場合があるということで、この点が爪とは違っているようです。

4.考察
 どちらも与えるダメージのバラツキの小さな武器ですが、それでも爪に比べると棒の方がバラツキが大きいようです。さらにこの原因には、爪が+5炎であるのに対して棒では+6炎炎炎活活活という強化状態であることも影響していると考えられます。

 武功攻撃力の計算式の中には一般攻撃力が掛け算として入っています。ステータスの中でみられる攻撃力(一般攻撃力のこと)のバラツキが爪に比べて棒の方が大きく、また棒の最小攻撃力が905と爪の1002に比べてかなり小さくなっています。

 これが棒を使ったときの雪男を倒し切れない原因だと考えられます。

 つまり、爪は武功攻撃力という数値では小さくみえますが、敵に与えるダメージでみると、かなり安定していて、いつも平均的なダメージを与えていると言えるでしょう。

 一方の棒は武功攻撃力という数値ではやや大きいのですが、平均値をかなり下回るようなダメージもあるということなのでしょう。

 なお、爪は限定爪なので致命打の発動がありますが、この発動確率は8%であり、範囲攻撃の中でもみられます。しかし、狩ということでは5回も範囲攻撃をするので、今回の雪男を倒すということではあまり影響は出ないと思います。取りこぼしが少なくなるという効果はあるでしょうけどね。

5.結論
 ということで、結論としては爪武器はその武功攻撃力が小さく表示されていても実際の狩ではそれ以上の実力を発揮すると言えると思います。狩では最小攻撃の影響が結構大きいのかも知れません。

 そうなると、斧や刀、琴なんて武器だともっと影響が大きいということになりますね。一般攻撃力の最小の部分にも関心を持つべきかも知れません。真珠強化が有利ということですけど・・・。

 でも、このことはPvPを考えると反対かも知れませんよ。思い切り武功打撃値だけを上げれば、バラツキが大きくなって最大ダメージを上げることができますからね。

 因みに、ステ振りで力に振ると与えるダメージのバラツキは小さくなります。なんとも複雑な設定をするものですねぇ。w

by AUelderman | 2010-07-04 01:19 | 武器