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市場の混乱、いったい誰が仕掛けたの?

現在、市場の狂乱物価が止まらない状態にあります。インフレという人もいますが、従来の価格のまま売られているものもあり、混乱状態が続いているように見受けられます。

そして、もう一つ目立つのが課金成金の存在です。聖魂印が9億両という買値で叫ばれており、そこへMINTで買った聖魂印(3750円)を売って一気に巨額を得るというものです。こうした課金成金は、大きな買い物を立て続けにするのでどうしても目立ちます。

9億両なんて巨額は無課金では、どのくらい時間を掛けて貯めることができるでしょうか。現在インスタント・ダンジョンがあるので、毎日こつこつと黒牌を集めて市場で売れば、1週間で9億両くらいを得ることはできるでしょう。しかし、これは高LVのキャラクターに限ったことです。

現在実施中の聖誕イベントで、限定もどきの強力な装備を身に着けることができますが、インスタント・ダンジョンに行くことはできても、かなり強力な攻撃力がないとたくさんの敵を倒して黒牌を得ることは難しいでしょう。

黒牌を集めている高LVキャラクターは、黒牌で得られる武器や装備にはあまり関心はないはずです。武器や装備はほしいけどダンジョンには行けないという人はその黒牌を買うことができ、現在の黒牌の価格ではかなり割安な感じで武器や装備を買うことができます。

インスタント・ダンジョンですが、武器や装備の強化に際して、どうしてもほしくなる幸運符のようなものが存在していません。つまり、インスタント・ダンジョンというサービスが提供されても、運営側の収入には直接つながらないものです。間接的にはダンジョンに行きたいために武器・装備を強くするという効果が期待されているのかも知れません。

一つの仮説として、今回の一連の動きをみていると、なんだか運営が業者を駆逐しようとしているようにみえてきます。①ゲームマネーの暴落は業者の利益を減少させる、②新装備は黒装備に近い性能を持ち、かつ強化のための真珠を必要としない、真珠製造は業者のほぼ独占と言われています。

巨額のゲームマネーが安いお金で買えるとしたら、課金をしてみようというユーザーは増えるはずです。しかし、現在それにブレーキをかけているのが、市場の混乱です。狂乱物価により雰囲気が異常なので、このゲーム大丈夫だろうかという不安が生じてしまっています。それで課金に二の足を踏むという状態なのではないでしょうか。

いったい誰が仕掛けたことなんでしょうねぇ。

by AUelderman | 2009-01-20 00:58 | 観察と雑感