武功攻撃力と与えるダメージが一致しない理由
1.そもそも武功攻撃力は与えるダメージを説明するものではない。
MOBに与えるダメージは、キャラクターの繰り出す武功攻撃に伴い、一般攻撃と武功攻撃とが混ざっている。
黒神武器がMOBに与えるダメージが他の武器に比べて小さいのは黒神武器に一般攻撃を強くする打撃値がないためと考えている。
不可解なことは、打撃値の比較的小さいガチャ玉武器で他の武器よりも大きなダメージをMOBに与えることができることである。
(注)画像は打撃値や武功打撃値%をみるためのもので、比較検討は同種の武器で行っています。
この現象をよくみると、高LVキャラクターであること、+6にまで強化された武器であることがあり、武功攻撃力がかなり大きな場合に生じている。
2.なにが起きているのか?
武功攻撃力がかなり大きな武器を高LVキャラクターが使う場合、一緒に繰り出される一般攻撃によるダメージは相対的にかなり小さくなる。
高LVで黒神武器を使うと、武功攻撃力が実数であることから、他の武器に比べて武功攻撃力が落ちてしまう。よって、黒神武器は今回の検討の対象には馴染まない。
+6強化程度では、ガチャ玉武器の武功打撃値%の大きさが際立っている。ガチャ玉42%、火龍・万年30%、限定18%であり、武功攻撃力を上昇させる意味での打撃値%を加えても、ガチャ玉54%、火龍・万年48%、限定38%となる。
これがガチャ玉武器+6が他の武器よりもMOBに対して大きなダメージを与えることができる理由と考えられる。そして、武功攻撃力は必ずしもMOBに与えるダメージの大きさを正確に表現できるものではないということである。
このように限定武器が他の武器に比べて見劣りするようになったことから、強化限定武器というものが実装されたものと考えられる。姑息にも低LVでもその良さが分かるようにとステータス・アップを付与している。
3.ガチャ玉武器が強いのか?
+6強化程度ではガチャ玉武器の強さが目立ったが、それ以上の強化となると話は別である。ガチャ玉武器には決定的な弱点があるからで、それは武器自体が弱いということで強化段階が+8や+12ということになるとその弱点が露呈して来ることになる。
十分進んだ強化段階では、強い火龍武器でさえ、強化限定武器に負けてしまう。これは強化限定武器、それ自体がかなり強い(20%程度)ことに起因している。武功打撃値%の差よりも武器自体の強さが効いてくるということである。
最終強化段階に達した強化限定武器は、転生後の武器を除外すれば依然として最強の武器であるといえる。
なお、PvPで与えるダメージの大きさの検討はまだ行っていません。武器自体が強くて武功打撃値%の大きな武器が有利であることには変わりはないと思います。
by auelderman | 2010-11-11 08:22 | 武器