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ナビア外伝(06)

 ペルシャ出身のShookaとAtousa、拉致されたShookaの両親を探して東に向かって旅を始めた。



 今、二人はサマルカンドに到着したところ。現在ではウズベキスタンの古都として存在しているが、ShookaとAtousaの時代には中央アジアの主要都市であった。サマルカンドにはペルシャ語を話すタジク人が多いため、Shookaたちペルシャ人には違和感のない都市である。

 サマルカンドに入ったShookaとAtousaは、早速拉致されたShookaの両親についての情報収集に取り掛かった。夜の飲み屋に女性が出入りするのはいつの時代でも危険なことであるが、武術をたしなむ二人にとってそんなことは問題ではなかった。

 サマルカンドで得た情報では、猛虎団というのは天毒門の下部組織であり、天毒門本部はさらに東の中国にあるという。サマルカンドの郊外には天毒門の支部が置かれているという。
 
 ShookaとAtousaはそのサマルカンドの郊外にある天毒門支部に直接行ってみることにした。

天毒門支部入口
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中には中国風の建物が
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あれが天毒団主?
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敵が強い、困った。;;
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「Shooka、どの敵もみんな強かったねぇ」
「うん、死ぬかと思ったくらい」
「Shookaは大丈夫そうだったけど?」
「そんなことないよ、これじゃとても戦えないわ」
「そっかぁ、困ったねぇ」

(つづく)

by AUelderman | 2010-08-06 03:33 | ナビア外伝